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夕凪(ゆうなぎ / ゆふなぎ)は、大日本帝国海軍の駆逐艦。神風型(2代目)の9番艦である。神風型は本艦で最終艦となった。この名を持つ日本海軍の艦船としては神風型駆逐艦 (初代)夕凪に続いて2隻目。 == 艦歴 == 佐世保海軍工廠で建造され、1925年(大正14年)4月24日に竣工した。最初は「第十七号駆逐艦」という艦名であり、一等駆逐艦に類別された。その後1928年(昭和3年)8月1日に夕凪と改名された。 太平洋戦争では主に船団の護衛に従事した。アリューシャン攻略戦、ウェーク島攻略戦、第一次ソロモン海戦、コロンバンガラ島沖海戦、ブーゲンビル島沖海戦、マリアナ沖海戦などに参加する。 第一次ソロモン海戦(1942年(昭和17年)8月8-9日)で、夕凪は第八艦隊所属の巡洋艦7隻と行動を共にしサヴォ島水道に突入、連合軍の水上部隊と砲火を交えた。マリアナ沖海戦(1944年(昭和19年)6月19-20日)では補給部隊の護衛隊の一艦として行動している。 1944年(昭和19年)8月22日、ルソン島沖でタマ24A船団の護衛中、船団中のタンカー第二八紘丸(日本油槽船、10,022トン)がスペードフィッシュ (''USS Spadefish, SS-411'') の雷撃によりバサレン湾に座礁したため、その警戒として付き添った。25日、バサレン湾を警戒中に付近を通りかかったタマ24船団がアメリカ軍の潜水艦ピクーダ(USS Picuda, SS-382)から雷撃される様子を目撃し、現場へ対潜掃討に向かうもピクーダが発射した魚雷が夕凪の艦首下に命中し、缶室が爆発して船体を両断されて沈没し、夕凪の乗員38名が戦死した。 夕凪は1944年10月10日に除籍された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夕凪 (2代神風型駆逐艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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